元々このサイトでは、商品やサイトを紹介する時に「amazlet」というサービスを使って、アマゾンの商品リンクを生成していました。
こういうのですね。シンプルで好きでした。
ただこのamazlet、2020年にサービス提供終了がアナウンスされました。Amazon側のAPI変更が原因とのこと。amazletに限らず、Amazon商品リンク生成ツールを使っている人の多くが、この影響を受けたのではないでしょうか。
私も「amazlet難民」として、代替ツールやサービスを探しましたが、代替ツールとして出ているものもすぐにサービスを終了してしまっていたり、上手く使えなかったり。やはりAmazonのAPI変更が色々なサービスに影響しているよう。
色々試した結果、商品に関しては「カエレバ」に、書籍紹介などは「ヨメレバ」を今後使っていくことに。デザイン面がちょっとシンプルすぎたので、CSSを追加しました。
CSSのカスタマイズは、特にCSSに詳しくなくても可能です。私が利用させていただいているこちらの方のように、コピペで設定完了できるようCSSを公開してくださっている方もいます。ありがたや。
リンクやクレジットなど、何も編集しなければ、こんな感じで表示されます。
カエレバ・ヨメレバにCSSを実装する方法(The Thorの場合)
テーマに追加CSSを設定する方法がある場合には、追加CSSにコードをコピペします。ない場合は、子テーマのstyle.cssに記述します。
このブログでは、WordPressテーマ「The Thor(ザ・トール)」を利用しているので、そのやり方を簡単に紹介。
- 「カエレバ CSSカスタマイズ」などで、好きなデザインを探します。このブログでは、こちらの記事にお世話になりました。
- ダッシュボード→外観→カスタマイズから、テーマのカスタマイズに。The Thor(ザ・トール)の場合、メニューの一番下に「追加CSS」があります。
- コピーしたCSSを貼り付けて、公開するだけ。
「カエレバ」または「ヨメレバ」の設定をした後は、「cssカスタマイズ用」のデザインを選んで、生成されたHTMLを挿入するだけ。
CSSを利用させていただいた記事においては「画像サイズ小」が推奨されていましたが、PCでの表示が若干小さすぎるように感じたので、このブログでは画像サイズを「中」にしています。
ただ、モバイルだと「中」より「小」のほうが良さそうです。
カエレバを利用するうえでの注意点
「カエレバ」や姉妹サービスを利用する場合、こちらの記事を読んでおいた方がよいと思います。
最も大きな点は、画像や商品の検索においてデフォルトが楽天なこと。アマゾンでの商品検索を元にリンクを作れないこと。
アマゾンのAPI変更が理由なので、「開発者さん本当お疲れ様です……」としか言いようがないのですが、どうしてもこの辺りは不便になりますね。
その他の制限に関しては、こちらの記事を参照してください。
逆に、良いニュース。
静的HTMLで生成済みなので。PA-APIの制限とは関係ありません。今後もよほど大きな仕様変更が無い限り、永久的に使えます。
一度設定したリンクが、売上が立っていないとかいう理由で使えなくなったりしたら嫌ですもんね……。
結論。
「楽天がデフォルト」なので、Amazonユーザーとしては若干の不便はあるけど、それはAmazonのAPI側の事情なので仕方ない。
amazletの代替サービスを探している人・初心者ブロガーにもおすすめ。
おまけ。
下記ご参考までに、amazletサービス終了を受けてのリサーチ。サービス終了を確認したものや、私が実際に使ってみて合わなかったもの・上手くいかなかったものをリストアップしておきます。
- Amazon Associates Link Builder:Amazon公式プラグイン、残念ながら2020年サービス提供終了。
- 甘茶蔓:amazletの代替サービスとして登場するも、Amazonによってアカウントの強制閉鎖。サービス終了。
- Rinker:WordPressプラグイン(ダウンロードはここ:Pixivアカウントが必要)。稼いでいるブロガーさんなどから推しの声がちらほら。ただ、PA-APIの制限の制限があり、ブログ初心者や、あまり稼いでいないブログにおいては使えない。
- AmaQuick:テクニカルな知識がない人には若干とっつきづらかったので、私はカエレバの方が好きでした。一部の機能が公開停止中。