技術習得の4段階:どこまで行けば「できるようになった」と言えるのか

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先日、「図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書」という本を読みました。

イラストや図解がたくさん含まれているので、誰でもさらっと読めると思います。



ただがむしゃらに頑張るのではなく、「目標設定」「行動分解」「楽しく続ける仕組み」などの「行動技術」を学ぶことで、目標を達成するまでの成長スピードを上げる。

うまくなる技術」では、何事においても楽しく速く上達するためのTipsが紹介されています。

その中で「技術習得の4段階」という考え方が紹介されており、「何かをできるようになりたい」人にとってはとても大切なことだと感じたのでメモ。

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技術習得の4段階とは

技術を習得するまでには、下記の4段階があると言います。

  1. 知らない(無意識)
  2. 知っているができない(意識)
  3. 意識すればできる(意識)
  4. 意識しなくてもできる(無意識)

ご自身の好きなスポーツのフォーム(走り方・打ち方・投げ方など)を習得した時のイメージをすると分かりやすいのではないでしょうか。

別の例としてPCのタイピングを挙げると、こんな感じかと思います。

  1. PC自体、タイピング自体を知らない
  2. タイピング自体は知っているが、入力の仕方は知らない
  3. 指の置き方を学び、入力の仕方自体は知っているが、キーボードを毎回見ないとタイピングできない
  4. 自然と指をどこに置くかが分かり、キーボードを見なくてもタイピングできる

 

第4段階ではじめて「できる」と呼べる

第3段階は「意識してなんとかできる」状態なのに対し、第4段階は「意識しなくても身体が覚えている」状態。

うまくなる技術」では、この第4段階に来てはじめて「できるようになった」状態であり、うまくなる人は第4段階に至るまで反復練習を行っていると言います。

 

言われてみると、第3段階で満足して辞めてしまうことってありがちですよね。

私自身も昔から一度うまくいくだけで「できた」と思ってしまい、スポーツもピアノも練習を怠ってしまうことがよくありました。

一方で上手な人は皆「何をそんなに練習することがあるんだ」と思うくらい、何度も何度も同じところを練習していたように思います。

 

ダンサーの友人が以前「こんな有名な言葉がある」と言っていましたが、それがまさにこの第4段階の話。

“Don’t practice until you get it right. Practice until you can’t get it wrong.”
(練習は正しく一度出来るまでやるんじゃない。ミスしようがない状態までやるのが練習だ。)

素敵な言葉だし、彼女がアスリートとして活躍できるのもこの練習精神によるものなのだなと思いました。

 

大人になると練習をしなくなる

社会人になってから、皆さんは何か「練習」をしていることはありますか?

大人になればなるほど、頭で理解すること自体はできても、それを辛抱強く「練習」するのが難しく感じることってないでしょうか。(私はよく「分かった気」になって、自分のものにすることなく終わってしまいます。)

「子どもは伸びるのが速い」と言いますが、それは身体能力的な面だけでなく、できるまで何度も練習していることも関係しているのかもしれません。

「新しいことを学んでもイマイチ身につかないな」と感じる方の参考になれば幸いです。

 

 



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