冬の乾燥に活躍してくれるのが加湿器。そして花粉症の方にとって、空気清浄機はもはや必需品。
日本にいた頃、花粉の時期にめちゃくちゃ重宝していたシャープの加湿・空気清浄機について紹介したいと思います。
タイトルにも書いてある通り、2017年版が今でもおすすめです。
この記事では、なぜ3年以上経った今でもこのモデルがおすすめなのか、また実際に2017年モデルを愛用していた頃の感想について記録しておきたいと思います。
大前提:「新モデル=改良」ではない
2017年モデルと2018年モデルを比較する
まず、これを見てみてください。
見てほしいのは、KC-J50-W/H(一番左)とKC-H50-W(一番右)です。
左が2018年モデル、右が2017年モデル。基本的には機能が同じで、むしろ一番下の「使いやすさ」の項目は右の2017年モデルの方が充実していますよね。
2018年モデルの違いはカラーに黒があること。
Amazonの商品説明も、びっくりするくらい使いまわしです。新しく搭載された機能とかは特に書いていません。
2018年モデルの、こちらの方のレビューがものすごく参考になるかと思います。
2018年モデルと2019年モデルを比較する
さらに、2019年モデル(一番左)に関しても、2018年モデル(一番右)とまったく同じ仕様。つまり2017年の方が機能的には充実しています。
何より驚くのが、価格。Amazonで12/1時点の価格を比較してみました。
- 2017年モデル(KC-H50-W):19,800円
- 2018年モデル(KC-J50-W/H):23,800円より
- 2019年モデル(KC-L50-W):29,800円
ちなみに、「古いモデルだと、生産されたのも数年前じゃないか」「新品とはいえ、昔に造られて何か不具合があるのではないか」という不安もあるかと思います。
これはメーカーや販売者の管理によるものだと思うので、不良品がありえないとは言えません。ただ、まず「2017年モデル=2017年に造られた」というわけではありません。
2017年モデル(KC-H50-W)に関して、生産は今でも行われています。売れ筋商品であればメーカーも生産を続けるでしょうし、心配はあまりないのかなと思います。
こちらの人気レビュアーさんの言葉がすごく説得力があるので、購入を検討している方は一度全文読んでみることをおすすめします(下記は一部です)。
感想:シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター2017年モデル(KC-H50-W)を実際に利用してみて
私が2018年2月に購入して、1年半ほど使って実感した良さを簡単に書いておきます。
- 花粉症に悩んでいたけど、購入後家の中での快適度が一気に上がった。外出から帰ってきたら「パワフル吸じん」をオン。
- 加湿器も一台で付いていて、冬の乾燥にも有効。
- 夜に加湿器を付けていても、とても静か。プラズマクラスターの効果は正直あまり体感的には良くわからない(なんか良さそうくらい)。
個人的には、HEPAフィルターは空気清浄機の絶対条件で、それ以外はコスパと好みではと思っています。大きさ・静かさ・家の広さ・何の機能に期待してるのか(花粉・加湿付き・プラズマクラスターなど)によって選ぶ製品も変わるかと。
ネガティブなレビューをきちんと見ることも大切ですが、シャープの製品に限らず、空気清浄機はメンテナンスも必要なので、ちゃんとメンテナンスもしていないのに悪評価を付けているレビューには注意した方が良いと思います。
今はアメリカに引っ越して泣く泣く別の空気清浄機を使っていますが、同じくらい値段するのに加湿器機能はないし、数ヶ月に一回フィルターの交換が必要なので、機能的にもコスパ的にもシャープの空気清浄機の方が何倍も良いです。(アメリカで買うとすごく高いので断念しましたが)
ちなみに今使ってる空気清浄機は160ドル強・HEPAフィルター付きだけど、シャープより機能的にもコスパ的にも劣る。
それでも昨日フィルター取り替えた時、HEPAフィルターが仕事してることを実感した。(左が新しいので、右の黒ずんでるのが山火事で空気が悪化した時含めて数ヶ月頑張ってくれたもの) pic.twitter.com/ofBDYd8iq4
— みつは🇺🇸📝🎨 (@mitsuha_dayo) November 28, 2020
国内メーカーはほとんど超音波式から撤退しているようですが、アロマ付きの安価なものなど、一度お使いの加湿器が超音波式じゃないか確認しておくことをおすすめします。
加湿器付けて朝起きたら、風邪じゃないのに咳が止まらない。あまり知られていない超音波式加湿器のヤバさと加湿器病の怖さ
加湿空気清浄機の購入を検討している方の参考になれば幸いです。